2016年11月24日木曜日

和の作法


昨日は、日帰りで東京出張~。
今日のスケジュールがなければ、
聴講したいセミナーもあったけど、
今朝の東京は雪!
昨夜のうちに広島に戻っていて
よかったかな~(^^)v




増上寺会館において、
小笠原流礼法宗家本部常任理事で、
師範の中でも最高位の的伝総師範の
鈴木万亀子 先生 と
ご一緒させて頂きました。
たくさんのことを学び、
確認させて頂くことができました。
同じお部屋にいるだけで
緊張もしましたが、
とてもうれしい体験でした。

本当に素晴らしい方というのは、
決して、偉ぶって傲慢な言動を
なさいませんね(*^_^*)

それは、
マナー・礼儀作法の最も大事な部分を
ちちんと持っていらっしゃるからです。
かたち」が一流でも
そこに「こころ」がないと
本物ではありません。
その「こころ」は、
相手を
思い遣り・尊敬・愛情です。

マナー・礼儀作法を知っているからと
自分一人が、
他の人達と違う「かたち」をして
目立ってしまうのは、
無躾 と同じとのこと。
こころ」が足りません(-_-)
例えば、
靴を脱いで上がる時、
すでに靴箱に
靴のかかとが前になって並んでいたら、
自分の靴もかかとを前にして入れます。
かかととつま先とどちらが前が正解かと
問うのではなく、
皆さんに合わせるのが「こころ」で、
礼儀作法。

もちろん、
基本的な礼儀作法がないのは目立って
無躾。
そして、
身についた礼儀作法で
一人だけ目立ってしまうのも
無躾。

西洋のマナーも
武家社会から続く日本の礼儀作法も
こころ」を「かたち」に表すこと。

特別な場面ではなく、日常の中でこそ
そのマナー・礼儀作法を活かし、
さらに
次世代へ伝えたいと改めて思います。




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